「留学先でどんな科目を取りますか?」
はじめに
留学理由書で、一番しんどかった質問があります。
それが、「留学先でどんな科目を取りますか?」でした。
正直に言うと、何も浮かびませんでした。
今日の結論
大学1年生で将来像が決まっていなくても、
「どんな科目を取るか」は“こじつけでも”作れる。
ただし、理屈が通る形にしておくことが重要です。
この記事では、僕がどう詰み、どう“こじつけ”、何が足りなかったかまで、正直に書きます。
質問された瞬間の本音:何も取りたくない
【当時の気持ち】
「どんな科目を取りたいですか?」と聞かれた瞬間、
頭の中は真っ白でした。
正直な本音は、
「いや、何も取りたくないよ」 です。
大学1年生で、
やりたい学問が明確にあるわけでもない。
留学先のシラバスを見ても、ピンと来ない。
【当時の現実】
- 将来像:決まっていない
- 学びたい分野:ふわっとしている
- でも、理由書では「具体性」が求められる
ここで完全に詰みました。
どうやって“答え”を作ったか:ChatGPTで壁打ち
【事実】
僕は、ChatGPTを使って壁打ちをしました。
やったことはシンプルで、
- なぜ留学に行きたいのか
- 今の学部で感じている違和感は何か
- どんな学び方なら納得できそうか
これを、対話形式で掘り下げていく。
正直に言えば、
最初はほぼこじつけです。
でも、壁打ちを続ける中で、
自分の中にあった違和感が、少しずつ言語化されていきました。
「理論経済」への違和感 →「実践」への関心
僕が政治経済学部で感じていたのは、こんなことでした。
【当時の気持ち】
- 経済学が理論寄りで、実践感が薄い
- これを学んで、社会でどう活きるのかイメージしづらい
そこで、理屈を一本通すことにしました。
【こじつけた論理】
- 日本の大学で理論的な経済を学んでいる
- だからこそ、留学先では「実践的な経済」を学びたい
- 実践性が高い分野として「観光学」に関心がある
この流れで、
「観光学を学びたい」 という答えを作りました。
ベネチア × 観光学は、後からつながった
ここは正直、結果オーライです。
【事実】
僕が留学する
カ・フォスカリ大学(ベネチア大学)
は、都市としてのベネチアの特性もあって、観光学に強い大学でした。
【当時の気持ち】
「あとからだけど、うまくつながったな…」
完全に狙っていたわけではありません。
でも、**大学の強みと自分の理由が“後から接続できた”**のは大きかったです。
面接では、正直うまく答えられなかった
ここは反省点です。
【事実】
面接では、理由書をもとに同じ質問をされました。
でも、うまく答えられませんでした。
理由ははっきりしていて、
自分の中で「なぜその学問を学びたいのか」が浅かったからです。
書類上は理屈が通っていても、
口頭で深掘りされると、詰まる。
今なら、1年生の自分にこう言う
【今の結論】
理想は、
「自分が学びたいものが明確で、それをそのまま答えられること」。
でも、大学1年生でそれができる人は、正直少ないと思います。
だから、もし当時の自分に言うなら、これです。
こじつけでもいいから、
「なぜその学問を学びたいのか」を理論的に説明できる状態まで持っていけ。
そのために、
- ChatGPTで壁打ちする
- 違和感を言語化する
- 留学先の強みと接続する
この準備を、もう少し深くやっておけば、
面接はもっと楽だったと思います。
これから書く人へのチェックリスト(保存用)
✅ 「どんな科目を取るか」で詰まらないために
- 最初から“やりたい学問”がなくてもOK
- 違和感(今の学びへの疑問)を出発点にする
- ChatGPTで壁打ちして言語化する
- 留学先の強みと“後から”つなげてもいい
- 書類で作った理屈は、口頭で説明できるまで磨く
おわり
留学理由書で一番詰んだ質問は、
**「具体性が求められるのに、まだ具体がない」**という矛盾でした。
でも今思うのは、
完璧な動機より、理屈が通る動機の方が大事だということ。
動機は、後から育てればいい。
まずは、説明できる形にする。
次回予告
次は、
この質問がそのまま出てきた「面接」で、どう答えたか/どこで詰まったかを書きます。
書類と面接の“違い”を、実体験ベースで整理します。

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